孤独な散歩者たちの夢想

この原稿は適切にいえば、僕の夢想の体をなさない日記にほかならない。だから、僕自身のことを語る場合が多い。というのは、想いにふける孤独者は、必然的に自分自身のことを語る場合が多いからである。それのみならず、散歩の折々に、ふと頭をかすめる異な考えをも、やっぱりしかるべく書きとめておこう。僕は自分の考えたことを、それが心に浮かんだとおりに書こう。
──ジャン゠ジャック・ルソー『孤独な散歩者の夢想』

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ツイッターで出会った愉快なひとびとによる文集です。
より一般的な言い方をすればエッセイ集です。
よりわかりやすく言えば紙媒体のブログです。

日々の生活という筋書きなき遊歩道を歩きながら、浮かんでは消え、消えては浮かぶ断片的な想念を書き留め、深掘りし、横道に逸れ、時に飛躍させながら放浪するかのように書き記し、その思考の足跡を残していくことを趣旨に制作されました。
また、ひとりひとりの文脈から孤独に物語られる自由かつ豊かな夢想を書き／読み合うことで、文章を媒介とした往還的なコミュニケーションを試みることができる場となればよいなと思っています。

A5版 本文94ページ。

文章、デザインともに気合が入っているのでぜひ手にとっていただけるとうれしいです。


◎筆者一覧（掲載順）
むぅむぅ／羽臼かれい／オキユ／ミヨシ／キュアにゃんにゃんパラダイス／s_wa lobo／niina／お寿司吸い込みマシーン／あじその／こぐれあいり／にとり／ich／ヨシオテクニカ／selva_

◎デザイン：愛着バグ
◎絵：22

◎編集人：むぅむぅ

◎発行：とおまわりブックス


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【お詫び・訂正のお知らせ】
『孤独な散歩者たちの夢想』に誤植がございました。筆者様および読者の皆様に深くお詫び申し上げます。
誤植箇所は以下の通り訂正させていただきます。

◯訂正箇所　p.42 3行目
【誤】（子供がいない場合）一人だけの
　↓
【正】（子供がいない場合）二人だけの